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【福島県立橘高等学校】

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ピースバディのメンバーはプログラムの1週間前にキックオフミーティングを行います。

このミーティングでは、学校や修学旅行についての話をしたり、プログラム全体の注意点を確認したり、最後は前回のプログラムの反省点を今回に繋げるための話し合いが行われます。

広島は原子爆弾によって壊滅的な状態になりましたが、78年の時を経て、とても美しい街になりました。
福島は津波と原子力発電所の影響により今もまだ立ち入れない地域があり、被害の爪痕が残っています。

以前プログラムを担当した福島の生徒さんは、
「広島で起こったことを、若い世代が伝えているように、福島で起こったことをどうやって後世に伝えていくことができるのか?」というワークショップを行いました。

ミーティングでは、そのときの話や、今回ツアーをする中で広島・福島の繋がりを意識してもらいたいということを共有していきました。

ツアー本番、世界から見ると「ヒロシマ・ナガサキ・フクシマ」は特別な場所で、その場所にいる私たちには、過去に起こったことを次の世代に伝えていく必要があること。広島はどのように未来にメッセージを残そうとしているのか意識してツアーに参加してもらいたいということを話しました。

実際にツアーが終わったあとの生徒のコメントの中には、以下のようなものがありました。

・平和公園の中には、被爆当時のまま残り続けているものがたくさんあり、あの日に起こったことを伝えていく大切さを感じた。
・レストハウスは建物をリニューアルして、新しい活用方法で残り続けていることを知り、福島にある建物も同じように残せたらいいなと思った。
・当たり前の日常が一瞬でなくなるということは広島も福島も同じで、改めて1日1日を大切にしたいと思った。

福島でどんな学びが次の世代に繋がっていくのか、また機会を作って足を運びたいと思う時間になりました。

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