【相模原市立谷口中学校　オンライン平和学習】

【相模原市立谷口中学校　オンライン平和学習】

来年度、広島を訪れる谷口中学校の皆さん。

オンライン平和学習の1週間前には、
今回のオンラインツアーの事前学習として、資料を活用した事前学習を行ってくださいました。この授業で、各クラスで質問したいことや知りたいことなどを整理したとのことでした。

各クラスから質問や知りたいことなどが多数出たため、修学旅行準備実行委員会で精選を行い、当日参加してくれました。

当日は以下のような質問をもらいました。

・原爆が落ちた後、孤独な子供たちはどんなふうにすごした？
・原爆が投下された時に失われたもの、新しく生み出されたものってある？
・現在核を持っている国に対してどう思っているのか？
・原爆が落ちた後、どうやって生き延びることができた？
・原爆投下後の食糧はどうしていた？

ほとんどの質問は、教科書で学んだことではなく、たくさんの被爆者の方とお話しする中で伺ったことを答えさせていただきました。

また、以下の質問では、質問者の生徒さんに質問を投げかけ、みんなでどんな気持ちになるか想像する時間をとりました。

『原爆が1945年8月6日に落とされてしまって、原爆ドームが残っていると思うけど、どんなふうに残しているの？』

『自分が被爆者だったら？
原爆ドームを残しますか？壊しますか？』

生徒さんは、「辛い経験を残したくないから壊したい」と答えてくれました。

私たちは、残っていて当たり前だと原爆ドームも、被爆後は取り壊したいという声が保存したいという声を上回る時期がありました。

改めて、被爆者の方の想いに寄り添って想像した時、普段とは違った視点で広島を見るきっかけになるのかなと思います。

貴重な機会をありがとうございました。

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