【茗溪学園中学校 平和学習プログラム】 | 【公式】NPO法人 PCV |Peace Culture Village
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【茗溪学園中学校 平和学習プログラム】

【茗溪学園中学校 平和学習プログラム】

9月から12月にかけて、茨城県の茗溪学園中学校の研修旅行前後の平和学習を担当させていただきました。
3回にわたるオンライン事前学習では、主に2つのことをお話ししていきました。一つは、そもそも平和学習とは何か、被害・加害・戦争をめぐる様々な視点について、資料館を見るにあたってのマインドセットなどの広島での学びの準備。もう一つは、「平和×◯◯」というキーワードを使って、学ぶことと自分の人生をつなげて考えてみようというお話です。

学校が実際に12月に広島に研修旅行で訪れた時には、平和記念公園の碑めぐりや被爆者の方との対話を経たみなさんが、改めて「平和×◯◯」に向き合うワークショップを担当しました。各グループに一緒に活動するピースバディのメンバーが入り、それぞれの「◯◯」には何が入る?そこから考えられるアクションは?誰が喜ぶ顔が浮かぶ?など問いを重ねてみんなで考えを深めていきました。

「平和×ごはん:いろんな国のごはんをみんなで持ち寄ってつくるプロジェクトがやってみたい」
「平和×野球:英語をたくさん勉強して、いつかメジャーリーグを見に行って周りの人と対話してみたい」
「平和×笑顔:大好きなおばあちゃんの笑顔が浮かんできた」

対話の中で浮かんでくるみなさんのアイデアや素直な気持ちに、私たちも心を動かされる瞬間がたくさんありました。

研修旅行のあとも事後学習を担当し、最終的にはそれぞれの「平和×◯◯」をブラッシュアップしてプレゼンテーションにチャレンジしてもらいました。
広島でインプットするだけではなくて、学んだことから自分自身のワクワクするアクションを考え、それを周りに伝えていく。大切なプロセスを一緒に経験できたことを、とっても嬉しく思います。

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