




平和記念公園でのPEACE DIALOGUEを行った翌日に、グループに分かれて県内各所をめぐるPEACE QUEST。
広島市佐伯区の湯来町に行ったグループが体験したのは、直感のままにデザインされたサイクリングツアーでした。
まずバス停に着いたら、ガイドがいない!さて子供たちはどうするのか!というところから。試行錯誤の末なんとか合流できた生徒さんと観光人の佐藤さんは、地域にある砂谷牧場へ。
自分達の手で安心して消費者の方に届けたいという牧場の方の想いを、牧場を歩きながら説明していただきました。「世の中で美味しいと言われるものよりも、1人1人に届くものを」というお言葉。真摯にお仕事に向き合う姿がカッコよかったです。
そのあとは、自転車に乗ってひたすらサイクリング!生徒の直感で、次は右!左!とどんどん決めていきました。サイクリングをしながら、佐藤さんに湯来の情報を教えていただきました。鮎が美味しい川、森林、サメの養殖、カカシの村、などなど過疎化が進むこの町で何かできないかという佐藤さんの湯来への愛が伝わってきました。
ツアーを通して、直感を信じることの大切さを学んだという生徒の皆さん。
分岐点に立つたびに悩みながらも前に進む彼らを見て、「ああこれが人生なのかなあ」と感じる時間でした。