




今年の7月からご縁があり、広島市立広島商業高校観光コース3年生と半年間かけて準備してきた高校生ガイドプログラム。
中国新聞朝刊にも取り上げて頂きました。
半年前に出逢ったときの生徒は、
「なんで自分たちがガイド!?」
「自分には無理だよ」
そんな不安な気持ちいっぱいで初回の授業を終えてしまい、どうやって生徒の気持ちを高めていくのか担当教員の先生と打ち合せを重ね準備をしていきました。
同じ高校生だから伝えられることは何だろう?
どんなことを考えてほしいだろう?
どうやったら自分ごとになるのだろう?
色んな問いを投げかけ続け、観光コース8名がそれぞれのツアー原稿を完成させ当日を迎えました。
ガイド相手は、弘前中央高校さん。
zoomで事前に交流会を行っていたこともあり、すごく真剣に話しを聞いてくれ、
「ガイドをしていてすごく楽しかった!」
「自分の伝えたいことが届いてるのが分かって嬉しかった」と笑顔で伝えてくれました。
当日はガイド役の観光コースの生徒だけではなく、ファイルを運んだり全体サポートを行う秘書コースの生徒も参加し、本当にみんなで最高の場を創れたように思います。
ガイドが終わったあと
「授業を受ける前の半年前の自分と今の自分で何が変わったか?またどんなことをこれから頑張りたいか?」と尋ねポストイットにまとめました。
「人前で話せるようになった!もっと平和のことを知っていきたい!」
「ガイドする前は聞く側の視点だったけど、時間がたつにつれ被爆した方の視点で伝えようとすることができた」
「自分から自主的に次の世代に伝えていきたいと思えるようになった」
と言葉を書いてくれて、本当に幸せな時間でした。
広島で生まれ育つと、学ぶ機会は沢山あっても、誰かに伝える機会はほとんどないです。
自分の言葉で届けたいメッセージを伝える。
すごく難しく、準備が必要だけれども、そのメッセージが伝わったとき、すごくすごく嬉しくなります。
そんな体験をもっとたくさんの学生や若者に届けていくことができたらと思います!
早速、このメンバーの中から将来のピースバディが生まれ、引き続き一緒に活動ができることにワクワクしてます!