



閖上の記憶は、3.11東日本大震災の翌年2012年4月22日に旧閖上中学校の入り口に誕生した「津波復興祈念資料館」です。
この度、閖上の記憶にて東日本大震災の語り部をしている方々、スタッフ、一緒に学びたいという方々、20名ほどが研修旅行として広島を訪れ、PCVの平和公園ツアーに参加していただきました。原爆の事実や遺構を見学することだけではなく、「伝承」や「語り」について学ぶことができたらということでした。
今回参加したピースバディのメンバーの中には、仙台から進学で広島にきているメンバーもおり、広島にきて感じている80年前の学びをどう次の世代に向けて伝えていくのかという視点と、まだ震災から10年ほどで今後どのように未来へ繋げていくのか模索している東北の違いなど事前ミーティングの際に話をしていきました。
参加したピースバディの声の中には、以下のようなものがありました。
・仙台の語り部の方がどのような思いで語り継いでいるのかを学ぶことができた。自分が生かされた意味を考えて、生かされたからこそ亡くなった方々の分まで風化させないように伝えていきたいという思いを感じた。
・各スポットで広島の出来事を語る度に、閖上の街のことや人々のことを話してくださり、大切な家族を突然失った悲しみや生まれ育った街がなくなる虚しさは、その原因が戦争でも災害でも同じであると感じました。
次は、ピースバディのメンバーと共に、閖上の記憶へ訪れることができたらと思います。
貴重な時間をありがとうございました。
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