
この度、広島県教育委員会主催のセミナーで講演をさせていただく機会をいただきました。こちらのセミナーは、以下2つのねらいのもと行われ、自身も引きこもりだった経験をもつPCV専務理事の住岡健太とPCVスタッフの楢崎桃花が登壇しました。
●「好きなこと」を追求することの意義、難しさ、発想の転換の必要性などについて考える機会とする。
●不登校等の児童生徒に対して、周りの大人がどのような支援を行えばよいかを考える機会とする。
セミナー前半では、「視点を変えれば世界が変わる」というテーマのもと、正しさとは何かや、個性を見つめるためにできることなどにも触れました。
セミナーの後半では、私たちのストーリーシェアをさせていただきました。家に引きこもっていた時期の経験談や、こんなサポートがあってよかったなど、当事者の視点で話を進めていきました。
シェアのあとは、参加者の質問に答える形で進めていきました。
質問では、子供との向き合い方や声の掛け方、第3の居場所を作っていくにあたっての意見を聞きたいというようなたくさんの質問をいただきました。
2時間半にも及ぶセミナーにも関わらず、これだけ多くの大人の方が、真剣に子供と向き合い、学びの場をより良くしようとされているお姿に感動しました。
セミナーにご参加いただいたみなさま、そしてこの場をつくっていただいた教育委員会の方々に深く感謝申し上げます。
何か少しでも誰かのお力になっていたら幸いです。